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いしじま動物病院|柏市、流山市

腫瘍外科

はじめに読む・ガンの診断と治療

初期の皮膚腫瘍を発見しやすい人は、飼い主さんやトリマーです。また、定期的な獣医師による健康診断は、小さな皮膚腫瘍でも発見できる確率が高くなります。

ココがポイント

腫瘍は小さい時ほど、完治ができる可能性が高くなります。直径1cm以下で、治療を開始できることが望ましいです。

腫瘍の発見のコツ

家で発見できる腫瘍は、皮膚腫瘍と乳腺腫瘍です。毛の流れが異なる箇所や、毛を舐めて唾液で濡れている場所をチェックしましょう。

早期で見つけにくい場所は、口内とお腹の中にできる腫瘍です。口内は歯磨きの習慣があれば、家で早期に発見しやすいです。また、唾液による下顎の毛の汚れも手がかりになります。

腹腔内腫瘍を早期に見つけるには、超音波検査が必要になります。中高齢の犬猫は、獣医師による定期検査で、腹部超音波検査をしてもらうと良いでしょう。

オススメの検査セット

無症状のうちに行う3種類の検査のセットです。血液検査、胸部レントゲン、腹部超音波検査を行って、病気の早期発見をします。
顔にできる皮膚腫瘍は、早期発見しやすいです。

 

院内で行う腫瘍検査

体の中の腫瘍は、レントゲン検査や、超音波検査で発見します。通常の診察では、口の中や、リンパ節をチェックします。

細胞の検査

腫瘍検査には、細胞診と病理検査があります。

細胞診は、腫瘍に針を刺して少数の細胞を採取して染色し、顕微鏡で確認する検査です。

病理検査は、局所麻酔または、全身麻酔を行って、腫瘍を塊で切除して行う検査です。切除した組織を検査センターに送って検査します。検査による侵襲性が高いのですが、腫瘍の原因が正確にわかります。

検査結果は、約10日後にわかります。結果が良性腫瘍ならば抜糸で治療が終了です。悪性腫瘍の場合は、追加の治療が必要になる場合があります。

腫瘍の治療

適切な検査を行って腫瘍の種類を特定することで、最適な治療法が選択できます。腫瘍の種類や発生した場所や進行度によって、適切な治療法は異なります。例えば、リンパ腫では抗がん剤が効果的です。扁平上皮癌では外科手術が適切です。進行癌や喉の奥に発生した腫瘍の場合では、放射線が適切な治療になります。

完治が目指せるのか?治療目的を決めます。

院長
ガンの進行度によって、治療目的が変わってきます。初期ガンなら、完治を目的とした治療を行います。進行ガンや末期ガンは、生活の質を上げることや痛みを取る目的の治療になります。

手術

手術は、体に侵襲性のある治療法です。全身麻酔を行い腫瘍を外科的に取り除く治療です。扁平上皮癌や肥満細胞腫、腹腔内の腺癌などの治療では手術が選択されます。

口腔内の悪性腫瘍で、腫瘍を切除する場合は、顎骨ごと切除することが多いです。

左下顎骨の片側全切除を行なっています。下顎骨切除は、顔の変化が目立ちません。

手足にできた悪性腫瘍は、断脚が選択肢になることがあります。犬猫は3本足でも生活に支障が出ることは、ほとんどありません。

右肘にできた肉腫のために、前足の断脚をしました。痛みから解放されて生活の質が改善します。

抗がん剤

抗がん剤が第一選択になる代表的なガンは、リンパ腫です。抗がん剤は、飲み薬や注射薬があります。複数の抗がん剤を組みあわえて投与するのが一般的です。通院できる頻度、費用、副作用、効果の予測を相談しながら、抗がん剤の投与プログラムを決定します。

手術後の抗がん剤の治療

手術後の病理検査で、ガンの悪性度が高い場合や、転移の兆候が見られる場合は、抜糸が終了したタイミングで抗がん剤を使用します。主に、アドリアマイシンやカルボプラチンを使用します。

 

放射線

切除不能な進行ガンや、脳腫瘍などで放射線療法を選択します。全身麻酔を行い、ガンに放射線を照射する治療法です。主に、東京大学、麻布大学、日本大学などの付属の動物病院を紹介しています。

放射線療法の副作用は、照射部位の脱毛が起きたり、被毛の色が変化することがあります。最近では、新しいメガボルテージの放射線の機械を導入している大学が増えており、放射線治療による副作用とリスクが減少しています。

 

その他のガン治療

細胞免疫療法があります。メラノーマなどの一部のガンに対して治療が行われます。ただし、治療効果は限定的です。

 

追加の治療

食事療法

リンパ腫や進行癌では、食事のエレルギー代謝が変わります。炭水化物はガンの栄養になりやすく、脂肪が体の栄養になりやすくなります。がんを患った犬猫には、旬の青魚をお勧めしています。

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