骨折・整形外科

ORTHOPEDIC SURGERY

骨折の癒合不全の治療

小型犬の前足骨折の治療は癒合不全になるリスクがあります。

通常は、手術後に骨が癒合して治癒するのですが、手術後に骨吸収が起こり骨が細く脆くなり、再骨折や歩行障害を起こす症例を見ることがあります。多くが小型犬の前足骨折の手術後で報告されています。

プレートの除去手術をおこない、吸収した骨は人工骨に入れ替えます。

当院で使用する人工骨のβTCP

骨の修復と再生には、土台と材料と血流が必要とされます。

手術により、プレートと融解した骨を除去して、β-TCPの人工骨を入れ替えます。そこに、PRPや幹細胞で骨を再生させる材料を入れます。また、人工骨の周囲で血流を回復させます。骨折している足に部分負荷をかけて、骨の再生を促します。

PRP療法と3Dギプスの併用

骨吸収の程度が軽ければ、3DギプスとPRP療法で修復できます。

局所麻酔をおこなって、挿入してある金属ピンを抜去します。ピンは感受性検査を行なって、細菌培養検査をします。

ピンを抜去したところに、PRP液を注入します。

1週間後には仮骨形成が起こり、骨の再生を確認しました。