お知らせ
・12月9日(土)は学会出席のため臨時休診とします。日本獣医麻酔外科学会にて3Dギプス治療法を発表します。
・【秋の健康診断キャンペーン】11月1日から12月8日まで健康診断の血液検査完全血球計算+生化学13項目の料金が通常8200円を4200円で行います。別途で診察料1000円がかかります。病気の継続の検査や手術前の検査は対象外になります。
・【獣医師むけ3Dギプス実習のお知らせ】今年の実習の受け入れは終了しました。2024年の実習は未定です。
・【求人2名】動物看護師(免許取得者または取得見込み者のみ)、正社員・パート・アルバイト、給与・賞与・待遇は求人ページを参照してください。→求人ページ
小型犬の前足骨折について
細い骨の骨折治療では手術が適していない
トイプードルやポメラニアンなどの小型犬の前足骨折の治療は手術が一般的に行われていますが、手術後の再骨折や癒合不全のリスクが伴います。初回の治療で治らないと再手術しても骨折が治癒する可能性は低くなります。何度も手術を繰り返したり治療期間が数年にわたって続けている場合もあります。小型犬の骨折が治りにくい理由は「骨が細いから」「手術後に安静にできなかったから」「手術の技術不足」ではありません。手術で使用する金属によって、応力遮蔽やヤング率の差や骨髄の血流遮断が起こるからです。前足骨折で手術が行われている理由は、今まで手術以外で治す方法がなかったからです。
3Dギプス動画(1分)
3Dギプス治療法は犬の前足骨折治療の技術革新です。
3Dギプス治療法は、手術や従来のギプスの欠点を克服しました

当院は2018年に犬の前足骨折における3Dギプス治療法を確立しました。3Dギプス治療法は手術や運動制限が不要で、犬が歩行することで骨折が治る画期的な治療法です。
3Dギプス治療法は骨折の新しい治療法です。

問い合わせが多い質問のQ &Aです。
前足骨折を3Dギプスで治療した犬たちです

3Dギプス治療で前足骨折を治療した犬は200例を超えました。現在では、日本全国から来院があります。
前足骨折の手術法

骨折の手術はプレートやピンの金属を使って骨を真っ直ぐに固定する治療です。運動を制限して安静に過ごさせて骨が癒合したのを確認したのちに、再手術して金属を取り出します。
手術後に癒合不全になると骨折を治すのは困難になります

骨折の手術後に癒合不全になってしまった犬たちを3Dギプス治療法で回復させた症例です。手術後の癒合不全の治療は全国から来院があります。
3Dギプス治療法を全国に広める活動に取り組んでいます

当院では他の動物病院の獣医師に3Dギプス治療法の講習と実習を行なっています。
設備
画像診断は解像度が高く、手術はヒト医療の機材を使用しています

検査機器は、血液検査、デジタルレントゲンや超音波診断装置の画像検査、内視鏡、尿の生化学検査機などがあります。
手術機器は、サンダービート、リガシュア、電気メスなどがあります。整形外科や腫瘍外科、特殊外科(フィラリア手術、尿管結石手術)も対応できます。腫瘍外科と整形外科の分野で多く手術を行なっています。
治療と手術
腫瘍外科

がんの種類を特定して手術、抗癌剤、放射線などの効果的な治療法を決めます。
特殊外科

難しいとされる手術やフィラリアの急性症などの特殊な手術にも対応しています。サンダービートやリガシュアの特殊外科用の機器があります。
再生医療

当院では再生医療の幹細胞療法ができます。治らないと諦めていた神経麻痺なら当院に相談してください。
YouTube動画
3Dギプス骨折治療や手術を中心とした動画をアップしています。新人獣医師向けの手術動画が多いです。

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