犬の再生医療

今まで治らないとあきらめていた疾患でも症状が改善させられる可能性があります。治療の詳細は電話かメールで問い合わせてください。

椎間板ヘルニアの点滴治療

椎間板ヘルニアでは、内科療法(細胞の点滴)を選択しています。手術より体の負担が軽く、多発性椎間板ヘルニアや首の椎間板ヘルニアでも、手術と同等以上の効果が期待できます。

Step1、診察

診察を行なって院内で全身検査を行います。椎間板ヘルニアの急性期で炎症マーカーが高い場合や症状が重度な場合は、入院で静脈点滴を行います。

Step2、MRI検査

MRI画像を撮影します。脳脊髄液の検査を行う場合もあります。MRI画像では椎間板ヘルニアの診断のほか、圧迫の程度や多発性の有無や脊髄腫瘍との鑑別診断が行えます。

Step3、細胞の点滴治療または手術

細胞の静脈点滴を行います。効果が現れるのは2〜3週間後が多いです。手術では、胸腰部の椎間板ヘルニアでは片側椎弓切除術をおこないます。首の椎間板ヘルニアなら頸部腹側減圧術(ベントラルスロット)をおこないます。現在は、ほとんどの椎間板ヘルニアの症例で、細胞の点滴治療を行なっています。

治療症例

多発性椎間板ヘルニア

脊髄空洞症と多発性椎間板ヘルニア

首のヘルニアは、全身に痛みや麻痺が出ます。幹細胞療法で軽快に歩けるようになりました。

小脳障害

数年間、立つことも歩くこともできない犬でした。幹細胞療法で歩行可能まで回復しました。

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>いしじま動物病院3Dギプス骨折治療センター

いしじま動物病院3Dギプス骨折治療センター

小型犬の前足骨折の手術には、太く頑丈な金属を使うと骨吸収が起こり細い金属の固定では曲がってしまうジレンマがありました。このことが、手術後の癒合不全による悲劇を生んでいます。
当院が確立した3Dギプス治療法はwolffの法則に合致するフレキシブルな固定で、間接的骨癒合を誘導します。手術も運動制限もいらない治療法は、橈尺骨骨折治療のブレイクスルーです。
現在、当院は3Dギプス治療法を広めるために他の動物病院の獣医師への実習を定期的に行なっており、3Dギプス治療法の全国への普及を目指しています。

いしじま動物病院 院長、獣医師 石嶋茂夫
千葉県柏市豊四季130-22

保管業
登録番号,第12ー2ー26号、登録,平成24年12月12日、有効期限,令和9年12月11日、 動物取扱責任者,石嶋茂夫

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