整形外科 骨折

ギプスで治す小型犬の前足骨折

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足型ギプスの作成料金

  • 前足1本骨折:68000円
  • 前足2本骨折:98000円
  • 追加のギプス作成:12000円

作成と装着は、日帰りで行えます。

小型犬の前足骨折は、足型ギプスによる治療を行っています。足型ギプスで二次癒合させて、骨折した骨を強く太く修復させます。自己の修復力を利用した前足骨折の治癒は、骨が早く強く治ります。

従来のギプス固定

通常のギプスは、添え木のように足を固定します。

添え木のように足に装着して、骨折部位が動かないようにします。

しかし、従来のギプスを数ヶ月間にわたり装着すると、骨が細くなっていきます。

従来のギプスを装着して6ヶ月間の運動制限をしていた犬です。骨折は治癒せず骨が脆くなっています。

強固な固定や大きなギプスをつけたままでいると、骨吸収が起こり、骨は細く脆くなって再骨折のリスクが高くなります。

従来のギプス固定では、骨折部分に部分負荷がかからない(刺激が伝わらない)のが原因と考えられます。

従来のギプス固定の問題点を改良した、新しいギプスの作成を試みました。

改良型の足型ギプス

新しいギプスは、横方向と回転方向には強く安定的で、足先から骨折部位に部分負荷が伝わる形が必要と考えました。

足に完全にフィットするギプスを作成します。

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印象材で足型をとります。

歯医者でよく使用している印象材で、完全な足型を作成します。印象材を固めるときに、徒手整復でアライメントを調整します。

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石膏で足型を作ります。

印象材の型に、石膏を流し入れて固まらせます。

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ギプス作成

石膏の上から、ギプス用のプラスチックを使って、足型ギプスを作成します。足に完全にフィットするギプスが作成できます。

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ギプスの装着

ギプスは、軽くて強く、装着時の違和感が小さいため、歩行の障害にはなりにくいです。また、1ヶ月以上連続して装着しても足に褥瘡ができにくいです。

石膏を作成しないで、足に直接ギプス巻いてを作ると、ギプスの位置がずれたり褥瘡ができやすくなります。

骨折の修復には、部分負荷が必要

足裏から骨折部位に適切な刺激が伝わることで、骨の修復が促進されます。

この足型ギプスは、ハサミでカットができるので、レントゲンで仮骨の形成を確認しながら、部分負荷の調整ができます。骨折は、徐々に太く強く修復して行きます。

足型ギプスによる骨折の治癒

足先が出る形なので、部分負荷が調整できます。

足型ギプスによる犬の前足骨折の治療のメリット

  • 無麻酔
  • 日帰り
  • 手術に比べて低コスト
  • サイトカインの温存
  • 骨折の全周囲で固定
  • 部分負荷が調整できる

通常のギプス治療を選択する場合は、亀裂骨折などに限って行われていますが、この足型ギプスでは、フォーク型に折れた前足骨折や、骨折端がずれた骨折でも適応可能です。

自己の修復力を使って自然な速度で修復された骨が、一番強度が強くなります。太くなりすぎた骨は、リモデリングされて、正常な太さになっていきます。

デメリットは変形癒合

徒手整復でアライメントの強制が困難な場合、初めは曲がって骨折が治癒しますが、リモデリングされて徐々にまっすぐに修正していきます。

治療症例

足型ギプスの装着で、前足骨折を治癒した犬たちです。

生後4ヶ月のトイプードルから大型犬のボルゾイまで、足型ギプスで前足骨折が治癒しました。

1,5kgのポメラニアンの前足骨折

生後4ヶ月のトイプードルの前足骨折


約1ヶ月で骨折が治りました。

生後4ヶ月の成長期なので、骨の再生力が非常に強いです。太くなりすぎた骨はリモデリングで、適切な太さに修正されていきます。

1,4kgのトイプードルの前足骨折

約1ヶ月半で、骨折は治りました。

ボルゾイの前足骨折

大型犬のボルゾイの前足骨折も、足型ギプスで骨折が治癒しました。
変形癒合で曲がって治癒した骨は、徐々にまっすぐに修正されます。これをリモデリングと言います。

足型ギプスで骨折を治療した犬の動画があります。

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