夜間・救急対応

救急疾患への対応

緊急対応が必要な疾患は、呼吸器系と心臓系の病気です。交通事故などです。基礎疾患がある場合は、かかりつけの病院から処方されている薬を持参して来院してください。

夜間救急の診察

平日の夜は10時まで、夜間の救急の診察を行なっています。来院前に電話で予約をしてください。
緊急の手術は、診察時間内で対応しています。輸血や腹膜透析などの緊急処置ができます。

診察を希望の方は、留守電に「カルテ番号、氏名、簡単な症状」を録音してください。当院から折り返しの電話をいたします。10分以上経っても当院からの連絡がない場合や、夜10時以降は他の動物病院で診察を受けてください。 通常の料金の他に、時間外料金がかかります。 夜間診療時のペット保険の窓口精算は行っていません。ペット保険の請求は、ご自身で手続きが必要になります。

連絡先:04−7146−1047(平日夜10時まで)

初めて当院に来院される方は、防犯上の理由と、診察料金の未払いが多いため、夜間の診察を受け付けていません。

当院かかりつけの方のみ、夜間の診察に対応しています。

救急の処置

猫と小型犬は、安定的に輸血が行えるように務めています。

交通事故による失血や腹腔内腫瘍で大量出血があった場合などの救急疾患は、輸血を行うことができます。血液型の検査やクロスマッチ試験を行なってから、輸血を開始します。輸血用の血液は、院長宅の犬猫、または協力いただいているボランテアの方から供血していただいています。小型犬と猫の輸血は、安定的に供給できるようにしています。

急性腎不全は、腹膜透析が行えます。

重度の急性腎不全が腹膜透析の治療対象になります。急性腎不全になった場合、静脈点滴で腎機能の回復が見られないときは腹膜透析を行います。腹腔内に透析用のチューブを入れて、透析液を還流させ、腎臓の負担を軽減させます。中毒による急性腎不全や、雄猫の尿道閉塞による急性腎不全などが対象になります。猫の急性腎不全が重度な場合でも、発症からの経過時間が短ければ、腹膜透析で回復が期待できます。

緊急の手術

緊急手術の対応

交通事故などの重症度の高い疾患は、優先して治療を行なっています。緊急性の高い病気の動物が来院した場合は、診察の順番が変わることがありますので、ご了承ください。特に呼吸器系の疾患は、緊急の手術になることが多いです。緊急の手術もできる限り対応しています。

・子宮蓄膿症によって子宮破裂や腹膜炎を起こしている場合は、卵巣子宮摘出と腹腔内洗浄を行います。

・異物などによって腸閉塞を起こした場合は、異物摘出や腸管切除を行います。

急性胃拡張、胃捻転

興奮しやすい犬で発症が多いです。胃拡張や胃捻転を起こした場合は、緊急で胃内のガスを抜く処置を行います。捻転を起こしている場合は、胃固定の手術を行います。胃拡張が重度の場合は、胃壁に壊死が起こり救命率が下がります。

犬の急性胃拡張

胆嚢破裂

犬の胆嚢切除


体の中央付近に肝臓があり、その中に胆嚢が有ります。胆嚢内には胆汁があり、総胆管を通って十二指腸に流れて食べ物の消化分解を助ける役割をしています。通常の胆汁はスープ状の液体なのですが、食事や体質によっては、胆汁の粘稠性が高くなります。胆汁がドロ状やゼリー状になると、胆汁が総胆管に流れなくなり、胆嚢内で胆汁が溜まって行きます。
胆嚢内に胆泥が溜まりすぎると総胆管で胆汁の流れが悪くなり、急性の肝障害や黄疸が起こります。胆嚢が破けた場合は、胆汁が腹腔内に漏れ出て腹膜炎が起きてます。

犬の胆嚢破裂

下の写真は、小型犬の胆嚢粘液嚢腫による胆嚢破裂です。救急の手術を行い、破れた胆嚢を摘出して腹腔内洗浄を行いました。

横隔膜ヘルニア

横隔膜は体幹の中央にあり、胸部と腹部を分ける膜です。交通事故などにより横隔膜が破れると、腹部の内臓(主に肝臓や腸管)が胸部に入り込んで、横隔膜ヘルニアになります。肺が圧迫されて呼吸不全を起こすので、緊急の手術が必要になります。

下の写真は、体重600グラムと550グラムの猫で、2頭とも交通事故により横隔膜ヘルニアになっていましたが、緊急手術を行って回復しました。

横隔膜ヘルニアの手術を受けた子猫
交通事故で骨盤骨折の手術を受けた猫

猫の気管のリンパ腫による呼吸困難

急性の呼吸困難で、緊急手術を行った猫を見る→
猫の気管のリンパ腫

甲状腺癌による気管狭窄

甲状腺癌による気管圧迫で、緊急の手術を行った犬を見る→

甲状腺癌で永久気管の手術をした犬

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