年齢が1~2才で、全身状態が良好な場合です。

手術前に行う検査と料金

全身麻酔をかけるには、血液検査を行って肝臓や腎臓の機能をチェックします。エイズ・白血病キャリアのチェックをしていない場合は、検査をおすすめしています。また、入院室でお預かりするにあたり、3種混合ワクチンとノミ予防をさせていただきます。すでにワクチンやノミ予防が住んでいる場合は、不要になります。

診察料:1000円
血液生化学12項目と完全血球計算の検査:7200円
エイズ・白血病の検査(任意):4500円
3種混合ワクチン:4500円
レボリューション:1470円

合計:8200〜18670円

手術料金

猫の避妊手術の料金:21600円(再診料、麻酔料、手術料、術後の抗生剤)
その他に必要になる料金:エリザベスカラー:600円、または術後服:3150円

合計:21400〜24750円

術後の抗生剤を経口投与できない場合は、コンベニア(抗生剤)の注射を行います。コンベニアは、3200円かかります。妊娠している場合は、追加料金がかかります。

手術手順

1、手術前の検査:麻酔のリスクを把握するために、血液検査を行います。
2、血液検査の結果に異常が無ければ、手術日を決めます。手術の予約日は、検査から7日以内で予定してください。手術の予定時刻の12時間前からの絶食と3時間前からの絶水をします。
3、予約日の午前中に、来院してください。午後1時から4時の間で手術を行っています。
4、午後の診察時間(4時から8時まで、日曜日は6時まで)に退院です。

手術

全身麻酔をした後、麻酔のモニターを行います。下腹部から切開を行い、左右の卵巣を摘出します。ベッセルシーリングシステムを使用しますので、お腹の中に糸が残らない手術が出来ます。手術時間は、15〜20分です。手術跡は約2〜3cmの傷になります。退院時に、手術の報告書(手術内容、手術時刻、麻酔中のモニター記録)を作成してお渡ししています。
下の写真が、実際の手術創です。猫が手術部位を気にしないように、ひきつれや炎症を最小限にした手術を行います。手術後は、エリザベスカラーか術後服を着用し、2週間後に抜糸します。

 

皮膚の後ろから縫合する技術(皮内縫合)

表面に糸を出さない縫合法です。ノラ猫などで抜糸に来れない場合に、皮内縫合を行っています。

 

避妊手術後にも発情を繰り返す場合(卵巣遺残)

避妊手術で卵巣を取り残した場合は、発情を繰り返す場合があります。取り残した卵巣を摘出するには、再手術が必要になります。避妊手術では、確実に卵巣を摘出することが重要です。

 

よくある質問

Q;避妊手術のメリットとデメリットを教えてください。

A;一番のメリットは、発情期のストレスを無くせる事です。猫は交配をしないと発情を繰り返すので、大きな声で鳴いたりストレスによりマーキングをすることがあります。また、望まない交配や妊娠を避けルことができます。デメリットは、全身麻酔が必要になることです。麻酔のリスクを把握するために、手術前の健康診断と血液検査を行っています。また、避妊手術後には太りやすくなるので、食事量の管理が必要です。

Q;手術後に傷口を舐めて、傷が開いたりしないでしょうか?

A;猫はグルーミングの習性があるので、手術の傷の糸を気にして舐めることがあります。糸が外れて傷が開く可能性がありますので、エリザベスカラーか術後服の着用をお勧めしています。

Q;ワクチン代とノミ除け代を節約したいです。

A;入院室でお預かりする全ての犬猫は、ワクチンの接種とノミ駆除薬の使用をお願いしています。院内を清潔にして院内感染を防ぐために必須とさせていただいています。

 

その他、手術に関してのご質問や、心配なことは獣医師に相談してください。